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【世界のドッグフードランキング2021年8月情報】米英など5か国をご紹介

ペット先進国と言われている国における主な共通点は、日本に比べ動物に対する愛護精神が高く、動物を守る法律やフードに対する安全基準がそれぞれの国で、きちんと設定されているという点です。 そのようなペット先進国に習い、日本での犬の飼育方法や生涯に亘る健康の基本となるフードの選び方・与え方、総合的な意識等が向上し、日本が1日も早くペット先進国の仲間入りできるようになる事がペット達の幸せに繋がります。

掲載国一覧
アメリカ合衆国 カナダ スウェーデン イギリス ドイツ

フード選びの参考として、または海外のペットフード動向を学ぶひとつの手がかりとしてご覧ください。

アメリカ合衆国のベストドッグフードブランド


Nature’s Logic (ネイチャーズロジック)
Taste of the Wild(テイストオブザワイルド)
Blue Buffalo(ブルーバッファロー)
Canidae Grain-Free(ホライゾンアミス)
Purina Pro Plan(プリナプロプラン)
Canidae Pure(キャネディピュア)
Orijen(オリジン)
Diamond Naturals(ダイヤモンドナチュラルズ)
Nulo Freestyle(ヌーロフリースタイル)
Nutro(ニュートロ)

アメリカ合衆国のペット・フード事情
  • ペットショップで保護犬・保護猫・保護ウサギ以外の生体販売を禁止する法律が定められています。また、ペットショップ自体がほとんど存在しません
    動物虐待を禁止する法律・ネグレクトに関する法律があります。
  • ペットを飼う際は「シェルターや知り合いから引き取る」「掲示板などを利用して実際に面会に行って里親になる」という方法が主流です。
    獣医の資格を取る難易度が非常に高く、医療レベルが高いことも特徴です。
  • ペットフードは、二つの審査機関で品質管理を行っています。
  • 01.FDA(アメリカ食品医薬品局)
    日本でいう厚生労働省にあたるアメリカの政府機関で、原材料を法的に規制し、安全性をチェックします。
  • 02.AAFCO(アメリカ飼料検査官協会)
    ペットフードの栄養素の基準・ラベル表示などのガイドラインを設定している機関で、よく「検査機関」と間違われることも多いようですが、正しくは「規制組織」です。

アメリカは、世界で初めて加工ドッグフードが販売された国でもあります。

カナダのドッグフードランキングBEST10

  1. Smack(スマック)
  2. Carna4(カーナ)
  3. Zeal(ジール)
  4. Gusty(ガスティ)
  5. Orijen(オリジン)
  6. CaniSource(CaniSource)
  7. Acana(アカナ)
  8. FirstMate(ファーストメイト)
  9. GO!(ゴー!)
  10. v-planet(ブイプラネット)
カナダのペット・フード事情
  • ペットショップでの生体販売が一部地域で禁止されています。
  • ペットの生存権利が大切にされており、迷子防止のため犬の住民登録が義務付けられています。
  • カナダの航空会社に限っては、小型犬であれば飛行機に一緒に搭乗できるなどのサービスも充実しています。
  • 60%程度の人たちが何かしらのペットを飼育している事から、動物愛護先進国と認識されています。
  • 動物保護団体の活動が盛んに行われています。
  • 「動物に意図的に苦痛を与えたり、傷を負わせるなどしてはならない」という内容の法律が定められています。
  • 犬は「家族の一員」と考えているため、病院やトリミングサロン・ペットシッター・しつけ教室など、ペット関連の産業が充実しています。
  • 厳密な規則やガイドラインを策定しているわけではありませんが、国民全体のペットに対する意識が非常に高いことから、生産者の裁量によりペットフードの安全性が守られています。
  • 広大な国土や汚染の少ない湖など、食材の生産に適した環境を有しているばかりでなく、人々の食の安全性に対する意識の高さ・それに応えようとする各メーカーの企業努力など、さまざまな状況が重なることによりカナダは世界的に評価されるフードを多く生み出すことができたと考えられています。

スウェーデンのベストドッグフードブランド


スウェーデンのベストドッグフードブランド
Orijen Regional
Orijen Adult Six Fish
Eukanuba Adult
Green Petfood Veggie Dog Grainfree

スウェーデンのペット・フード事情
  • スウェーデンは、動物愛護法が世界一厳しいと言われている国です。繋ぎ飼いやケージ飼いは禁止されており、違反すると罰金や懲役などの罰則が科せられます。犬だけでの6時間以上の留守番が禁止されている事から、ペットシッターのような日中犬の世話をしてくれるサービスが普及しています。また「動物の自然な行動を損なわずに飼うこと」「動物を苦しめるようなブリーディングをしてはならない」など、ペットの立場から見たペットを尊重する決まりが多くあります。
  • 世界で初めてペット保険が誕生したのはスウェーデンで、犬を飼っている人のおよそ8割がペット保険へ加入しており、ペット保険加入率は世界一という統計が出ています。
  • 犬を連れで乗ることができる車両があり、公共交通機関の犬の乗車が許可されています。
  • ペットショップでの犬猫の生体販売は、法律で禁止されています。
  • 人間のペットとしての犬ではなく「犬にとって何が必要なのか」「犬がどういった動物なのか」という事に関する知識が豊富な国民が多く居ます。
  • ペットフード製造において、厳しい法律が制定されています。
  • スウェーデンはBSEを発症していない国の1つでもあり、天然品質と100年以上にわたるペットフード製造の歴史があります。

イギリス

イギリスのドッグフードランキングBEST10
  1. Orijen Original
  2. Farmina Natural And Delicious Grain-Free Formula
  3. Taste of The Wild
  4. Acana
  5. Zignature
  6. Castor & Pollux
  7. Natural Balance
  8. Wellness
  9. Nature’s Variety
  10. CANIDAE
イギリスのペット・フード事情
  • イギリスでは長きに亘って動物愛護の歴史があり、1882年に世界で初めて動物虐待防止法を制定しており、ペットを飼育する上での法令は70以上定められています。
  • 人口の46%が何らかのペットを飼っているというデータもあり、まさに動物愛護先進国と言えます。
  • さまざまな動物保護を目的とするチャリティー団体があり、アニマルシェルター(動物の避難所)も多くあります。
  • ペット販売業者が自主的に制限している為、ペットショップがほとんどありません。犬を飼う際は、「ブリーダー・友人や知人等から譲りうける」「チャリティー団体から引き取る」という方法をとっています。
  • ペットを飼うにあたり、迷子になってもすぐに飼い主が判明できるようペットのことを考えて、ペットにマイクロチップを埋め込むことが政府から義務付けられています。それを怠った場合、飼い主には罰金が課せられます。
  • 必要な予防接種やワクチンを受けたペットには、飼い主と一緒に海外旅行が出来るようにパスポートが発行されます。
  • 動物愛護に関する法律違反を取り締まるアニマルポリスが存在し、場合によっては飼い主を告訴することができます。
  • 犬は「companion(コンパニオン)」と考えられ、犬は仲間・家族だという考え方が深く浸透しています。
  • PFMA(イギリスペットフード工業会)という団体があり、ほとんどのペットフードメーカーが加入しています。原材料はもちろん、副産物に至るまで厳しく規制しています。

ドイツ

ドイツのベストドッグフードブランド
Wolfsblut Wild Duck
Vollmers
Müllers Naturhof
JoseraSensiPlus
Markus Mühle
Mera Dog
Acana
Orijen Original
ドイツのペット・フード事情
  • ドイツは欧州でも随一の動物福祉国です。犬の権利を守ることが当然のこととして考えられており、犬を飼育する人が支払う「犬税」という税金制度もあります。
  • 動物を殺処分する場がなく、原則として殺処分は行いません。事情があって飼い主が飼育できなくなった犬は、ドイツ国内に約1000施設ほどある「ティアハイム」という民間シェルターに保護されます。
  • 犬の飼育環境に細かく定められた条例があり、犬を散歩させることも条例で決められています。また、犬だけでの10時間以上の留守番は虐待とみなされ通報されます。
  • 「犬を飼育する」という事に関して意識が高く、犬を飼うということは犬のトレーニングに通うのも当然という意識が浸透しています。そのことから、きちんとしつけをされた犬と意識の高い飼い主が多いことが分かります。
  • 夜中や休日、急変に対し、24時間体制の動物救急隊が待機しています。
  • ドイツでは「殺処分ゼロ」を実現しています。
  • ペットフードに使用する材料は「すべて人間が食べられる基準と同じものを使用する」「合成添加物を使用しない」遺伝子組み換えの食材の使用を認めない」などが法律で定められています。
  • 「EU法の規則」に従って製造されています。
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