ペット先進国とそうでない国の取り組みについて

ペット先進国では、ペットだけに限らず、人間や環境そのものに配慮した取り組みがなされています

ペット先進国にもそうでない国にも、色々な考えの方が居て一概に物事を捉えるのはナンセンスです。
ただ、ペット先進国と呼ばれる国々ではペットだけにあらず、人間の健康や環境そのものにも配慮した暮らしを望む方、そのような暮らしを実践する方が多く見受けられる事も確かです。

ペット先進国の特徴としては、国民がオーガニック食材を意識して生産・購入したり、環境に配慮した日用品を使用する等国民ひとりひとりの考え方や意識が比較的高いように思えます。つまり、国全体で健康と環境へ配慮する傾向にあるという事です(お金儲けのためにオーガニック市場を拡大している国と、自国民の健康や環境への配慮からのオーガニック市場拡大や身体に優しい医療を認めている国はまた別であると思います)。

日本がペット先進国へと近づくためのヒントは、そこにあるのではないか?と考えています。

飼い犬の身体を考えたフードの特性として

・身体に害とされる添加物を配合しない
・粗悪な原材料を使用しない
・できるだけオーガニック食材やグラスフェッド肉や卵などを使用する
・飼い犬の性質に合った栄養バランスを考慮する
・アレルギー等に配慮する
・製造する工場の信頼性を重視する

など、少しでも飼い犬たちの健康寿命を長くし共に過ごしたい気持ちが表れており、それに賛同する世界中の飼い主たちも多く存在します。日本国内に住む飼い主たちも、昨今ではそのような内容を意識したドッグフードを購入する方が増えています。

しかし、日本国内において、人間の食べ物の安全性や環境への配慮は完全に後進国と化しています。ドッグフードに関しても、日本で販売されている「安定供給」と「品質」が伴っているフードは、ほとんどが海外メーカーのものです。

安全安心な犬や猫のフードを作ろうと思った際、日本の国土的に、安定供給できる数の牛や鶏をグラスフェッドで育てる事は非常に困難です。故に、ペットフードに関しては海外のペット先進国メーカーの商品を買うという手段は、日本のペットたちにとって合理的であると思います。

そこで、日本国内で生産される人間が食べる農産物や海産物、ひいてはそれを消費するわたしたち消費者の意識をより高める事が出来れば、日本人の思考が改善され、ペットたちへの倫理観も良い方へと大きく変化するのではないか?と考えます。

これからの日本が取り組むべきこと

それは日本人の「個人で考える力」を底上げするのです。

飼い犬たちに健康寿命の延伸を求めるのであれば、飼い主自身もそうならなければなりません。飼い犬たちが元気でも、飼い主が食事や生活習慣の不摂生で倒れてしまっては不本意にもペットが路頭に迷ってしまう事にも繋がります。

個人個人が購入するドッグフード、そして人間用の食材や生活用品が、その購入先の企業を支援する事と同義となります。

わたしたち人間の大人は、今後も次々に生まれていく動物たちやこれから大人になる子供達にどんな未来を残したいのか?そこを真剣に考えて、買い物ひとつ食事ひとつ、大切に生きる必要があるのではないだろうかと考えています。

そのひとりひとりの力が国を変え、ペット先進国となり、本当の先進国となり得るのではないでしょうか。