犬を飼う上で、また犬と共にすごす上で基本となる9つをご紹介
犬の性質を見極めた上で「パートナー」「家族」として接すると、より良好な関係を築くことができます。
身体検査
最低でも12ヶ月に一度、愛犬の検診は必要です。毎年の検診をかかさず、愛犬の健康状態を保ちましょう。飼い主が、誰よりも自身の愛犬の健康状態を把握している状況が望ましいです。日常的に飼い犬の変化に気づけるよう心がけましょう。常日頃愛犬を観察していれば、異常を早期に見つけて病院に連れて行くことができます。また、自宅でケアできる事も多々ありますので、病院と自宅での療法をバランスよく行っていきましょう。
避妊と去勢
避妊と去勢の利点は多岐に渡ります。メスの場合、病気や癌の予防にもなります。オスの場合、様々な病気や感染、また望まない行動を予防することもできます。
適切な栄養
食べ物の種類や質を調べ、把握しておくことが重要です。便利で低価格なブランドは市場に溢れておりとても魅力的にアピールされていますが、本当にその成分が質の良いものなのか、把握して見極める必要があります。愛犬のための食について、獣医師や犬のトレーナーと話しをしてみることもおすすめです。
運動
運動は、愛犬の健康と長寿の大きな要因です。毎日の運動は健康を保ち、また飼い主との関係を築く大切な時間です。定期的に散歩を行い運動している犬は、行動上の問題を起こす確率が低いと言われています。軽めの運動は、シニア犬の関節痛を緩和することができます。
犬の身体に良くないものを知る
人間にとっては良いとされる物でも、犬にとっては毒となる場合があります。あらゆる食べ物をはじめ、アロマオイルやその他化学薬品など犬にとって害がないかどうかを調べ、犬が暮らす部屋にはそのような物を置かないよう気を付けましょう。
歯科治療
歯と歯茎の健康は、愛犬の長寿の秘訣の一つです。歯肉の病気を引き起こす可能性のある歯垢や歯石も、犬の重要な器官に細菌を広げる可能性があります。愛犬の歯を定期的にブラシし、お医者さんと相談して、適切な歯科治療のためのスケジュールを組みましょう。
予防接種
ハートウォーム病(心臓に寄生する寄生虫の病気)は治療を受けなければ致命的な病気ではありますが、毎月の予防接種を与えることで、愛犬への感染を簡単に防ぐことができます。心臓病の治療は高価で、また犬にとって苦痛であり、死に至ることがあります。同時にノミとダニの予防もしっかり行いましょう。
屋内ですごす
屋内で過ごす方が、愛犬にとってはより幸せなものになります。屋外の犬は極度の熱と寒さにさらされ、まれに侵入者(人間に限らず野生動物なども含みます)など外部からの犠牲になることがあります。ずっと外で過ごしている場合、結果として行動や攻撃の問題が発生する可能性が高くなります。また、犬にとって良くない食べ物などを他人から与えられる場合もありますので要注意です。
愛情を注ぎましょう
愛犬に愛、注意力、そして楽しみを与えることは、彼らがより長く、幸せな生涯を送る一番の要です。