動物由来感染症について

この文面は、厚生労働省「動物由来感染症」からの、「動物由来感染症」について学べる出典記事となります。


シリーズ「動物由来感染症について」パート1

動物由来感染症とは

「動物由来感染症」とは動物から人に感染する病気の総称です。人と動物に共通する感染症 (Zoonosis:ズーノーシス ) は、日本では、「人獣共通感染症」や「人と動物の共通感染症」ともいわれますが、厚生労働省は人の健康問題という視点に立って、「動物由来感染症」という言葉を使っています。

世界保健機関 (WHO) では、ズーノーシスを「脊椎動物と人の間で自然に移行するすべての 病気または感染(動物等では病気にならない場合もある)」と定義しています。 なお、「動物由来感染症」には、人も動物も重症になるもの、動物は無症状で人が重症になるもの等、病原体によって様々なものがあります。

動物由来感染症が問題となる背景

その背景として人間社会の変化と人間の行動の多様化があげられています。 例えば、交通手段のめざましい発展による膨大な人と物の移動、人口の都市集 中化、絶え間ない土地開発と自然環境の変化、先進国では抵抗力の弱い高齢者 等の感染を受けやすい人々の増加の影響や、野生動物のペット化等があげられ ています。

そのような中で今まで未知であった感染症が明らかになったり(新興感染症)、忘れられていた感染症がその勢いを取り戻しています(再興感染症)。

私たちは多くの生物と共存している事実を忘れずに、幅広い視野に立って感染症の対策を立てていく必要があります。

 

 

出典・加工して作成:厚生労働省ホームページ「動物由来感染症ハンドブック2018」

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/pdf/handbook_2018.pdf