犬と人の関係、犬とのコミュニケーションについて

犬と人の関係、犬とのコミュニケーションについて

犬と人の関係は、大きく変わりました。昔は犬は庭先にいて、飼い主とは別々の生活もありましたが、今は両者が密接な関わりをもつことが多くなっています。犬とのコミュニケーションの取り方次第で、心のつながりのある関係が育まれます。

飼い主が望むことをしてくれるようになる

犬には、触られることを苦手とする体の部位があります。耳や目の回り、口、足の先や肉球、お尻と尾など、とても敏感な部分があるのですが、その感じやすくデリケートな場所を触りながら、優しく褒めてあげます。

少し嫌がる様子を見せても「大丈夫だよ」などと励ましながら触りましょう。すると犬は、苦手な場合もありますが我慢することを覚え、また、我慢すると褒めてもらえることなどが分かり、少しずつ我慢が上手になっていいます。そうなると、これから起こるかもしれないたくさんの苦手な経験も、上手に乗り越えることができる犬になっていくことができます。

また、このようなスキンシップは犬の病気やさまざまな体の異変の早期発見にもつながり、犬の健康を守ることにもなります。

犬と飼い主の心のつながり

こうして犬と飼い主に心のつながりができて、コミュニケーションがうまくいくようになると、命令や指示をしなくても、犬が飼い主の望むことをしてくれるようになります。

気がついたらキッチンで食事の支度をしている時にまとわりつかなくなった。カフェにいる時、落ち着いて足元にいられるようになった。洗ったばかりの洗濯物に乗らなくなった。テレビを見ている時に静かにしているようになった。

毎日、よく観察し、犬の成長を褒めてあげることで、犬と飼い主の関係は明らかに変わってきます。

 

出典・加工して作成:環境省「犬との幸せな暮らしハンドブック」
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2103/pdf/full.pdf