譲渡犬でつなごう、命のバトン
自治体や動物保護団体により、譲渡対象となった動物の収容過程や譲渡の方法は異なります。事前によく確認して、納得したうえで譲渡を受けましょう。
譲渡までの一連の流れ
・健康チェックと適性評価
自治体によって内容は異なりますが、動物が新しい飼い主に譲渡できる状態かどうか、健康状態・気質・性質・人に対する友好度など、さまざまなチェックや観察を行います。譲渡の適性を見極めることは、新しい飼い主にとって、その後の適正飼養や終生飼養を可能にし、地域社会でのトラブルや事故を防ぐことにもつながります。
・健康チェック
体格や栄養状態、伝染性の病気や寄生虫の有無など、動物の健康状態をチェックします。必要に応じて、治療や寄生虫の駆虫、ワクチン接種を行うほか、感染症にかからないよう健康管理を行います。
・適性評価(気質、性格等)
動物の普段の行動を観察したり、日常生活の中で起こりうる様々なシーンを想定したテストを行い、それぞれの動物の気質や性格、反応等をチェックし、総合的に評価します。
・犬の行動チェックの一例
主に行動を観察します
・社交性をみる
・人に対する許容性を確認する
・食べ物への反応をみる
・興奮性を調べる
・人や子供、動物への反応を確認する
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犬の反応や行動をみて、個々の犬を、評価
※犬種や育った環境なども考慮します。
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活発な犬
ノーマルな犬
シャイな犬
出典・加工して作成:環境省「譲渡でつなごう!命のバトン」
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2809a/pdf/full.pdf