高齢犬(老犬)とシルバー世代が健康に過ごすために

シルバー世代の飼い主と高齢犬(老犬)がともに幸せに暮らせるように

犬も飼い主も歳を重ねると体力や生活習慣が変わります。シルバー世代の飼い主と高齢犬(老犬)がともに幸せに暮らせるように、日頃から備えておきましょう

健康に過ごすために

食事
犬の種類や年齢、健康状態にあった適切なフード、新鮮な水を与えましょう。

住まい
犬が快適に過ごせるよう、清潔で、安全な飼養場所を用意しましょう。

獣医療
日頃から病気の予防を心がけ、健康状態をチェックしましょう。

しつけ、マナー
・ふんや尿の処理は責任を持って行いましょう。
・鳴き声や吠え声、臭いなど近隣の迷惑にならないようにしましょう。
・身元を示す迷子札やマイクロチップを入れましょう。
・預かりや介護、災害に備えて、他人にさわられることや、室内(ペットシーツ等)での排泄になれさせておきましょう。

人も犬も病気の予防と早めの手当てが大切です!

人と動物には共通の病気があり、動物からうつることも、人から動物にうつすこともあります。
・ふんや尿からうつる
・咬まれたり引っかかれてうつる
・過度なふれあいからうつる

シルバー世代は持病を持っていたり、免疫力や体力が落ちて病気が重くなりがちなので、特に気を付ける必要があります。
・過度なふれあいは控えましょう。
・動物にさわったら、必ず手洗い等をしましょう。
・犬の身の回りは清潔にしましょう。
・ふんや尿は速やかに処理しましょう。
・体に不調を感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。
・犬の健康状態に注意しましょう。

飼い犬の防災対策

災害で避難するときは、飼い犬も一緒に連れて行く 「同行避難」が基本です。犬を飼う数は一緒に連れていける頭数までにしましょう。防災マップなどで、避難方法や経路を確認しておきましょう。

 

出典・加工して作成:環境省「共に生きる 高齢ペットとシルバー世代」
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/tekisei/h29_03/mat02.pdf