【犬の飼い方】犬は家族?犬を飼う事について考えてみましょう

最終更新日:2019/07/09

人間は犬を飼い、共に暮らそうとするのは何故か

犬を飼う理由は何なのか。寂しいから・可愛いから・パートナーとして・家族として・自慢したいから・子供の情操教育のためなど、様々な理由のもとに人間は犬を飼います。そして、その運命に身を委ねる=飼い主を信頼するのが犬です。

昔は、人間にとって犬は狩猟のための家畜だったと言われています。そう考えると、今と昔では犬を飼う動機が全く異なります。犬を飼うにあたっての「動機」の重要性を考えてみましょう。

犬を飼うにあたっての明確な動機とは

パートナーとして
パートナーというものは、唯一無二の存在です。依存する対象でもなく、互いに高め合える大切な存在。そのような認識で飼う場合は、犬を対等に見ることができるので必然的に飼い方も正解に近いものになります。

家族として
家族の一員として犬を迎える場合は、犬に躾を行うだけではなく家族全員が犬の性質を学び、犬に対して良い影響のある事を行い、逆に悪い影響のある事は行わない等のルールを決める必要があります。例えば、犬に与えて良い食べ物や時間、与え方などの情報を共有していれば犬が病気になったりストレスを抱えるような事態も回避しやすくなります。犬は、他人と家族を区別し、番犬としても活躍してくれる事もあります。

子供の情操教育のため
犬が好きであることが前提となりますが、正しい飼い方を行っていれば、人間が小さい頃から犬と共に育つ事で人間にも犬にも非常に良い影響を与えることが分かっています。また、人間の免疫力にも良い意味で作用するという研究結果も最近よく耳にします。

犬を飼うにあたっての曖昧な動機とは

寂しいから
人間の寂しさを満たすために犬を飼う場合、上記にもあるようにパートナーとしての意味合いが強ければ問題ありません。万が一飼い主に何かあった時の保護先を確保しておけばより良いでしょう。「寂しいから」という理由だけで安易に犬を飼う場合、犬に多くの見返りを求めてしまうことにも繋がりかねません。犬のリアクションや躾などが自分の思い通りにならなかった場合、寂しさを埋めるどころか逆に手がかかる生き物として良くない感情で捉えてしまうようになる場合もあります。心に余裕のある状態で犬を迎え入れることが望ましいです。

可愛いから
可愛いという基準は人それぞれかと思います。動機が「可愛い」の場合でも、その先にある犬の本質的部分や生体に関する勉強を行って大切に飼う場合は、人も犬もしあわせな生涯を送ることができるでしょう。問題は、ぬいぐるみのような見た目の可愛さだけに照準をあわせて犬を飼う場合です。犬は、人間とは全く異なる性質を持った生き物です。可愛いというだけの動機である場合、犬に与えてはいけない食べ物や犬の体質に合わないフードやトリーツを与えて、表面的に可愛がるだけのパターンがよく見受けられます。その結果犬が病気になる事も多く、また、飼ってはみたものの思い通りに躾ができないことで安易に手放す要因にもなりかねません。欲しい!と思ったら、まずは犬をひとつの「生命」として学習しましょう。

自慢したいから
ここ最近、そのような理由から生き物を飼う人が増えています。SNSで自慢するためという理由も含め、犬を飼う動機としては避けたいところです。犬は物ではなく、心を持った生き物です。不自然な格好をさせたりポーズを強要したりして写真を撮るという行為は、本来の犬好きには見られない傾向です。犬が歳をとって、毛量が減ったり毛並みに老化が見えるようになっても変わらず愛情を注げる飼い主を目指しましょう。

充実した犬との生活を送るために

人間だからといって、誰しもが犬を飼えるわけではありません。人間の赤ちゃんを迎える時と同じように節度と責任を持ち、生態についてしっかりと学び理解して初めて犬はパートナーや家族となるのです。共に成長し、支え合える相棒として迎え入れる心構えがあれば充実した犬との生活をおくることができるでしょう。