ペットの劣悪環境多頭飼育により、東京都府中市新町のブリーダーが動物愛護法違反(虐待)容疑で逮捕されました
ペットの犬を劣悪な環境で多頭飼育したなどとして、警視庁保安課は6日までに、動物愛護法違反(虐待)容疑で東京都府中市新町のブリーダー(55)を逮捕しました。https://t.co/qAlPsH798f
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) March 6, 2020
過去には、狭い店舗内で150匹もの犬を飼育しており、昨年は犬猫計38匹が一斉に亡くなったとの事。40センチほど積もった排泄物がそのまま放置されており、保護された犬のうち20匹以上が狂犬病予防接種を受けていなかったのだそうです。
ペット先進国とは違い、日本ではブリーダーで生計を立てようとする人がまだ多くいます。本来は、ブリーダーは仕事として行うものではありませんし、ペット先進国においても多くのブリーダーは別途職をもった上でブリードを行っています。
しかし、日本で純血種の犬や猫を求める際は商売として行っているブリーダーから入手せざるを得ない場合が多い事もまた事実です。
私たちに今できる事は、犬や猫を譲り受ける際にはせめて実際に飼われている現場を見に行くよう徹底する事です。
ネット上だけのやり取りだけでペットを購入するという行為は避けた方が良いです。それが、日本における犬や猫を「商品」ではなく「命」「パートナー」「家族」として多くの方へ認識していただく為の大きな一歩となるでしょう。