狂犬病に感染し愛知県豊橋市の医療機関に入院していた男性が、13日死亡していたことがわかりました。
豊橋市によりますと死亡したのは外国籍の30代の男性です。男性は先月、腹痛や嘔吐などの症状を訴え市内の医療機関に入院し、狂犬病ウイルス陽性が確認されました。
男性は去年9月にフィリピンで犬に左足首をかまれたということです。
狂犬病は1957年以降国内で感染した患者はおらず、2006年にフィリピンから帰国した日本人男性2人が発症し死亡したケースが確認されています。
厚生労働省によりますと狂犬病は通常、人から人へ感染することはありません。