【海外ニュース】ビタミンが偏ったドッグフードで中毒症状

ビタミンが偏ったドッグフードで中毒症状

過剰なビタミンDが配合されたドッグフードのリコールについて

FDA(アメリカ食品医薬品局)は、過剰なビタミンDが配合されたドッグフードのリコールを促しているということです。検査の結果、原因は配合のエラーだったのだそうです。

Dog Food Products Recalled for Excessive Vitamin D
https://www.fda.gov/animal-veterinary/animal-health-literacy/vitamin-d-toxicity-dogs#recalls

出典元サイト:アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)

今回のビタミンD中毒ですが、ビタミンDは犬にとって重要なビタミンではあるものの、過剰摂取をした場合には以下のような中毒症状を起こすことが分かっています。

過剰摂取した場合の中毒症状

・嘔吐
・下痢
・体重減少
・食欲不振
・排尿増加
・腎不全

普段食べさせているドッグフードも、配合エラーというミスが起これば愛犬の命にも関わります。

愛犬に食べさせているドッグフードが、どのような管理体制でどのようなチェックが行われているのか、そのチェック頻度はどれくらいのペースなのか等を直接ドッグフードメーカーへ問い合わせを行い、的確な返答をいただけるか否かもドッグフード選びの参考のひとつにすると良いでしょう。

犬にも人にも、体質には個体差があります。個体に合ったドッグフード選びは勿論大切ですが、その前に「基本の食材・添加物・製造場所」がどこまで明確にユーザーへ開示されているのかを重要視してください。そこをクリアしたドッグフードの中から、愛犬の体質に合うものを選びましょう。