犬を飼おうかな?と考えている方は一度読んでください

知人が、ペットを飼いたいという事でいくつか質問をうけました。

その内容は、ペットを飼うことにより人にとってどういったマイナスの事態が起こるのか?という内容でした。

例えば、家具や建具を傷付けるのか、粗相をするのかしないのか等。
 
私が過去飼ってきた生き物たちは、当たり前のように家具をボロボロにし、畳も現状を留める事は無く、何かを訴える時は布団での粗相もよくありました。個体によってそこはまちまちではあるのですが、可能性としてはそういったペットたちの生態や癖、性質によりかなりの確率であり得ると回答しました。

そこで知人から返ってきた言葉は「それらが起こった時、許せるかな?」でした。

ペットの存在や命は、人の子供同様に大切なものであると私は考えているので、許せる許せないという問題ではなく「何があっても最後まで家族」という認識で飼い始めるので、その返答には疑問符しか浮かばなかったです。

ペットを飼うという行為は、完全に人間のエゴです。だからこそ、ペット達には最大限の愛情を示す事が必然であると考えます。ペットを飼う前に悩む内容が、人間の生活に合わない個体だったら?が先に来るのであれば、現段階で生き物を飼うことはやめておいた方が良いのではないかと思った次第です。

犬は狩猟本能で色々なものを噛んだり、噛んで振り回して遊ぶ事が当たり前です。猫はストレス発散やマーキング等の理由でも爪をとぐものです。あらゆる場所で。

ペットたちにとっての「当たり前」を受け入れず、人間の暮らしの「当たり前」を優先すると、例えば猫の爪を抜いてしまう手術を行うであるとか、靴を噛んでボロボロにしてしまった犬を感情的に叱ったり虐待をしてしまう等が発生します。その結果、「こんなはずじゃなかった」と捨てられたり、保健所へ持ち込まれる等の悲しい結果となります。

そのような事態をひとつでも減らすべく、ペットを飼う前の認識として、今回の記事に書きました内容を参考にしていただけると嬉しいです。

ペットたちが教えてくれる最も大きなものは、愛情そのものなのです。

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